30 6月 2014
ボストン・ストラテジクス: エーザイとのライセンス契約を発表
ボストン–(BUSINESS WIRE)– (ビジネスワイヤ) — 米国マサチューセッツ州ボストンに本社をおく臨床ステージの総合医薬品研究開発会社 Boston Strategics Corporation(BSC)は、日本のグローバル製薬会社であるエーザイ株式会社(エーザイ)と同社の抗がん剤 E6201 について独占的導入開発契約を締結したと発表しました。
E6201 は FLT3/MEK の二重キナーゼ阻害剤で、Phase 1 臨床試験を終了、抗腫瘍効果の兆候と良好な安全性プロファイルが確認されました。 テキサス州立大学 MD アンダーソンがんセンターで実施された最新の前臨床試験結果に支持された強力な科学的根拠に基づいて 、BSC はアンメットニーズの高い(新たな治療法が求められる)FLT3 変異型急性骨髄性白血病(AML)患者を対象に年内にも米国で臨床有効性実証(PoC)試験を開始します。
エーザイとの契約において、BSC は E6201 をすべてのがん適応症でワールドワイドに開発・販売する権利を取得しました。このコラボレーションは、BSC が“True” Open Innovation™プラットフォ ームを適用して患者さんのヘルスケアを著しく改善する可能性をもった有望な薬剤を開発するための最初の試みで、グローバル医薬品開発に対する新たな包括的アプローチを創造するための BSC のビジョン達成に向けた第一歩となるものです。
「今回の導入契約は、BSC にとって非常に重要なマイルストーンであり、成功確率(PoS)を増し、主要な戦略的パートナーとリスクを共有することで医薬品開発プログラムを推進するという我々のコンセプトを確証するものです」と語るのは、BSC の北山英太社長。「エーザイは、このようなアプローチの真価を認め、この新たなプラットフォームを足場とする E6201 のがん領域での開発を BSCに委ねました。BSC は、業界標準を凌駕するスピード、品質、投資形態により、我々のイノベ―テ ィブなアプローチが画期的な治療法の創出につながることを実証するために最善を尽くします。そして、その結果として、増大を続ける医薬品イノベーションと開発にかかるコストに歯止めをかけたいと考えています。」
テキサス州立大学 MD アンダーソンがんセンター(MDACC):
MDACC は、世界最大級のがんセンターで、2012 年には約 11.5 万人のがん患者に治療を提供し、そのうち約 8500 人が臨床試験に参加しました。2013 年7月、BSC は同センターと戦略的アライアンス契約を締結し、強力な臨床開発能力を確立しました。
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