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14 10月 2014

米国ボストン・ストラテジクス社:制がん剤臨床試験で採取された患者さんの腫瘍組織を駆使したトランスレーショナル研究に関して米国モレキュラー・レスポンス社とのアライアンス契約を発表

ボストン–(BUSINESS WIRE)– (ビジネスワイヤ) –米国マサチューセッツ州ボストンに本社を置く臨床ステージの総合医薬品研究開発会社ボストン・ストラテジクス社(BSC)は、制がん剤臨床開発のためのトランスレーショナル研究に関して、分子診断サービスのベンチャー企業であるモレキュラー・レスポンス社(MRL、カリフォルニア州サンディエゴ)とのアライアンス契約を発表しました。MRLは、開発中の制がん剤に対する最適な患者さんのターゲット・ポピュレーションを確 立する世界的なリーダーです。このMRLとの協働により BSC は、MRLだけが有するがん患者さんからの膨大な腫瘍細胞バンクを有効に利用した PDX(臨床開発プログラム)をデザインし、それを効果的に実施することができます。

このアライアンス契約は、BSC がパートナーとの医薬品開発プログラムのグローバル開発戦略を最適化して実施するための新たな協働のひとつの例だといえます。BSC は世界中のがん患者さんの治 療において協働するパートナーのために、BSC 自体が有する制がん剤開発能力と BSC が提唱する「真の」オープンイノベーション・ネットワークを駆使した世界最高峰のチームメンバーを結集することにより、さらに効率的に秀逸な結果を出し続けていきます。

「私たちはボストン・ストラテジクスと協働し、医薬品開発パートナーの新薬開発のためにさらに洗 練された薬効・薬理データパッケージを創り、それに基づいてさらに絞り込んだ患者さんを選択する ことで開発成功確率を上げることができることをとても嬉しく思います。多くのパートナーとの協働 は、私達 MRL の成功の証拠です。今後も弊社の有する特殊な腫瘍バンクを駆使した細胞試験プラットフォームや独自の動物薬効試験等に代表される高度な試験系を用いることにより、制がん剤化学療 法のより良い評価が可能になるように努力を続けます。」とモレキュラー・レスポンス社のCEOであるCyrus K. Mirsaidi氏は語ります。

「BSCは医薬品開発の次世代型のパラダイムとして “True” Open InnovationTM (“真の”オープンイノベーション)プラットフォームを提唱しています。その新たなメンバーとして、MRL と一緒に働き ます。MRL が開発した制がん剤の薬効試験系はこれまでの薬効試験系よりも患者さんの病状をより 再現したもので、これを駆使することにより、私達のネットワーク・パートナーが開発する制がん剤 の臨床開発初期段階において、薬効という観点で、前臨床試験結果を臨床結果へと結びつけていくこ とが可能となります。」と語るのは、ボストン・ストラテジクス社の古屋圭三CEO。「モレキュラ ー・レスポンス社だけが独自に持っている患者さんから得られた腫瘍サンプル数は膨大であるばかり でなく良く研究されており、これを有効に利用した試験を行うことによって、バイオマーカーの開発 やきちんと薬が効く患者さんを選ぶこと、さらには新たな治療の道を見出したりすることが可能になっていきます。」

モレキュラー・レスポンス社(MRL)について:
モレキュラー・レスポンス社は、がん患者さんから得られた充実した腫瘍バンクを有し、臨床予測確率の高い PDX(患者腫瘍組織異種移植)モデルを活用する世界的リーダーです。知的にデザインされたバイオマーカー主導のビトロならびにビボの試験系を駆使し、高価値臨床治療法を効果的に見出します。MRLのゴールは、協働するパートナーの制癌剤開発プロセスやプログラムに対して、完全に特徴を理解した癌薬効・薬理モデルを用いることにより臨床予測可能な知見を得、それを駆使することで臨床開発のリスクや費用を減らすことです。モレキュラー・レスポンスの実験データにより、情報に基づく効果的判断が可能となり、臨床開発プログラムの成功確率が向上します。

連絡先:
Strategia Therapeutics, Inc. ストラテジア製薬
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