富士フイルムの抗がん剤 FF-10501 第一相臨床試験を開始

ボストン・ストラテジクス: 富士フイルムの抗がん剤 FF-10501の再発・難治性骨髄異形成症候群(MDS)対象の第一相臨床試験を開始

ボストン–(BUSINESS WIRE)– (ビジネスワイヤ) — 米国マサチューセッツ州ボストンに本社を置く臨床ステージの総合医薬品研究開発会社 Boston Strategics Corporation(BSC)は、富士フイルムの子会社 FUJI FILM Pharmaceuticals U.S.A., Inc. (FPHU) の主要な戦略的グローバル医薬品開発プロバイダーとして、富士フイルムの抗がん剤 FF-10501 の再発・難治性骨髄異形成症候群(MDS)を対象とした第一相臨床試験を米国で開始しました。本臨床試験は血液がん、特にMDSにおける世界的権威である Guillermo Garcia-Manero 教授(ガルシア教授)を治験責任医師として テキサス州立大学 MD アンダーソンがんセンター(MD Anderson) にて実施中です。

MDS は、血液腫瘍の一種で、血球を作る造血幹細胞に異常が生じて十分な量の血球を作ることができなくなった結果、血球減少を起こす疾患です。また、一部、予後不良の患者さんで急性骨髄性白血病に進行する難治性疾患でもあります。現在、米国内の MDS の患者数は 6 万人で、特に高齢者に多く認められます。FF-10501は、血液がん細胞の増殖を抑制するだけでなく、正常機能を持つ細胞への分化を促進することが期待されています。

BSC は MD Anderson との戦略的アライアンス契約に基づき、MD Anderson の世界最高レベルの臨床試験機能を駆使して第一相および初期第二相臨床試験を実施し、がん患者さんでの安全性プロフ ァイルと臨床作用確認を達成します。「進行血液がん患者さんにおけるこの重要な臨床試験を FPHUおよび BSC と協働して行うことは私達の大きな喜びです。この薬は従来のがん化学療法では効果の見られなかった患者さんにとって新たな治療方法となることが期待されます。この臨床試験を MD Anderson でさらに進められることを嬉しく思っています。」とガルシア教授は語ります。

この臨床試験は、FPHU と BSC とのコラボレーションの最初のケースで、これにより、BSC はFPHU の抗がん剤開発のグローバル戦略を最適化・実行します。BSC が有する抗がん剤開発の高い専門性と 「真の」オープンイノベーション™を駆使することで得られる世界最高のリソースとのコラボレーションを使って、世界中のがん患者さんでのより効率的で優れた結果を FPHU に提供していきます。

「この臨床試験の開始は、FPHU の新たな医薬品 R&D プラットフォームを開発するための BSC とFPHU のパートナーシップにとって重要なマイルストーンであり、富士フイルム独自の抗がん剤パイプラインのグローバル開発にとっての画期的で効果的なアプローチを期待させるものです」と語るのは BSC の北山英太社長です。「両社は、重要な新規抗がん剤開発のために、業界標準を打ち破る開発スピードと高質で安価な開発を達成するための画期的なアプローチを使い、画期的な治療法を提供することに最大限の努力をしていきます。」

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エーザイとのライセンス契約を発表

ボストン・ストラテジクス: エーザイとのライセンス契約を発表

ボストン–(BUSINESS WIRE)– (ビジネスワイヤ) — 米国マサチューセッツ州ボストンに本社をおく臨床ステージの総合医薬品研究開発会社 Boston Strategics Corporation(BSC)は、日本のグローバル製薬会社であるエーザイ株式会社(エーザイ)と同社の抗がん剤 E6201 について独占的導入開発契約を締結したと発表しました。
E6201 は FLT3/MEK の二重キナーゼ阻害剤で、Phase 1 臨床試験を終了、抗腫瘍効果の兆候と良好な安全性プロファイルが確認されました。 テキサス州立大学 MD アンダーソンがんセンターで実施された最新の前臨床試験結果に支持された強力な科学的根拠に基づいて 、BSC はアンメットニーズの高い(新たな治療法が求められる)FLT3 変異型急性骨髄性白血病(AML)患者を対象に年内にも米国で臨床有効性実証(PoC)試験を開始します。
エーザイとの契約において、BSC は E6201 をすべてのがん適応症でワールドワイドに開発・販売する権利を取得しました。このコラボレーションは、BSC が“True” Open Innovation™プラットフォ ームを適用して患者さんのヘルスケアを著しく改善する可能性をもった有望な薬剤を開発するための最初の試みで、グローバル医薬品開発に対する新たな包括的アプローチを創造するための BSC のビジョン達成に向けた第一歩となるものです。
「今回の導入契約は、BSC にとって非常に重要なマイルストーンであり、成功確率(PoS)を増し、主要な戦略的パートナーとリスクを共有することで医薬品開発プログラムを推進するという我々のコンセプトを確証するものです」と語るのは、BSC の北山英太社長。「エーザイは、このようなアプローチの真価を認め、この新たなプラットフォームを足場とする E6201 のがん領域での開発を BSCに委ねました。BSC は、業界標準を凌駕するスピード、品質、投資形態により、我々のイノベ―テ ィブなアプローチが画期的な治療法の創出につながることを実証するために最善を尽くします。そして、その結果として、増大を続ける医薬品イノベーションと開発にかかるコストに歯止めをかけたいと考えています。」

テキサス州立大学 MD アンダーソンがんセンター(MDACC):
MDACC は、世界最大級のがんセンターで、2012 年には約 11.5 万人のがん患者に治療を提供し、そのうち約 8500 人が臨床試験に参加しました。2013 年7月、BSC は同センターと戦略的アライアンス契約を締結し、強力な臨床開発能力を確立しました。

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富士フィルムとパートナーシップ提携

米ボストンストラテジクス社 富士フィルムとのパートナシップを発表

BOSTON–(BUSINESS WIRE)–Boston Strategics Corporation, an integrated research and development biotechnology company, Boston, MA, today announced a new drug development partnership with FUJIFILM Pharmaceuticals U.S.A., Inc. (FPHU), Boston, MA, a global pharmaceutical development center of FUJIFILM Corporation, Tokyo, Japan. This strategic collaboration is the first of its kind between a Japanese pharmaceutical company and a pharmaceutical research and development provider, creating a novel and comprehensive approach to global pharmaceutical development.

Under this agreement, Boston Strategics will be the primary provider for FPHU global drug development services and resources for FPHU Oncology programs. This agreement will build onBoston Strategics strengths covering the spectrum from preclinical and early clinical development through Phase I and II human Proof-of-Concept (POC). Utilizing Boston Strategics’ internal oncology development expertise and ability to identify and collaborate with the best resources around the world, FPHU will expand its global reach in oncology drug development.

Boston Strategics will optimize and execute the global strategy of FPHU Oncology drug development programs. In this capacity, Boston Strategics will leverage its “True Open Innovation™” network to deliver superior outcomes, using highly efficient execution strategies and proven partners, such as the University of Texas MD Anderson Cancer Center, Houston TX (MD Anderson).

“True Open Innovation™ overcomes any limitations by reducing the need for large infrastructure, and draws on critical drug development expertise based on the unique needs of a particular program,” says Keizo Koya, Ph.D., CEO of Boston Strategics. “Our strong business relationships with our global resource networks are poised to assist pharmaceutical/biotech companies with strategy and launch of quality global drug development programs, and rapidly execute them to the next decision step/value inflection point. We are deeply committed to giving a new pharmaceutical R&D platform for FPHU, which look for an innovative and efficient way of globally developing their unique oncology pipelines. Entering into a special alliance of Boston Strategics this year with MD Anderson, a world leader in cancer treatment and oncology research, Boston Strategics will use this opportunity to provide global clinical development supports for FPHU.”

The ultimate goal of this unique partnership is to develop FUJIFILM’s oncology drug candidates globally using innovative approaches coupled with industry benchmark-beating timelines, quality, and financial investment.

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MD アンダーソン癌センターとの制癌剤開発のための戦略的提携を発表

ボストン・ストラテジックス社、MD アンダーソン癌センターとの制癌剤開発のための戦略的提携を発表

Boston Strategics社 (BS) はテキサス大学 MD アンダーソン癌センター(MDACC)との戦略的提携を発表した。BSが構築した “真の”オープン·イノベーションネットワークによるトランスレーショナルリサーチや制癌剤臨床開発の専門知識とMDACCのリソースを統合することにより制癌剤開発を促進する。

BS は、MDACC との協働による効率的実行戦略により成果を出すため、”真の”オープン·イノベーシ ョンネットワークを活用し、製薬企業やバイオテック(顧客)のグローバル医薬品開発を最適化し、実施する。臨床開発を最適化するために、臨床開発癌専門医のインプットを効果的に活用する臨床開発のアプローチは、真の協働トランスレーショナル臨床開発プログラムを創ることになる。

また、パーソナル癌治療のための新しい研究所やそこでのトランスレーショナルリサーチとプレシジョン薬(分子標的と精密診断に基づき厳密に定義された特定の患者セグメントに対して高い効果を示す治療薬)でのMDACCのリーダーシップは、適切な患者たちへの癌治療を可能にする。

この提携契約は、BSの志す、癌治療や癌患者のマネジメントを改善しようとする専門家や機関とのグローバルネットワークを構築するためのものである。

「癌治療医薬品開発の専門知識を持つ MD アンダーソン癌センターと、Boston Strategics の”真の” オープンイノベーションネットワークとの強みを組み合わせることで、我々はグローバルな癌治療臨床開発のための新しく、効率的で合理的なモデルを作る」と BS社長、北山英太氏は言う。「これは、臨床薬剤開発のますます困難になる環境の中で製薬およびバイオテクノロジーの顧客の競争力を向上させながら、ハイクオリティーの科学を効率的かつハイスピードで臨床成功に変換することのできる革新的でユニークなコラボレーションである。」このパートナーシップの究極の目標は、BS のあらゆる地域のパートナーに、今までの製薬業界にないタイムラインと投資によって迅速で効率的な医薬品開発する道を示し、世界中の癌患者のための新たなる治療への道を提供することである。

「MD アンダーソンは、長期のコミットメントを確立しようとするパートナーたちとの連携を望んでいる」と、MD アンダーソンの戦略的産業ベンチャーVP の Ferran Prat 氏は語った。 「我々は、産学連携により、効率性を向上させより迅速な開発を達成するための解決策を考産み出せると信じている。このパートナーシップにより、我々は、これらの目標に到達するために協力し一緒に働いていくことができる。」

Boston Strategics について
Boston Strategicsは、ディスカバリーからトランスレーショナルリサーチ、そして臨床 POC(Proof-of-concept)までのグローバル創薬プログラムを最適化し実行することができる総合的バイオリサーチと医薬品開発会社であり、すでにいくつかの主要日本製薬パートナーとの提携を確立している。

MD アンダーソンについて
MD アンダーソンが毎年約 100,000 人の癌患者を治療している。2012 年には、ほぼ 8,500 人の癌患者が、新規制癌剤の臨床試験に参加しており、これは米国最大規模のものである。

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